ダイアリー

4/23 荷物

2019年04月23日

ずっと室内に置いていたプリンセチアの鉢を陽気がよくなったのでベランダに出した。切り戻しをした方がいいらしいけれど、せっかくモリモリ元気なのに丸坊主にするのはなぁ…とためらっている。

画像は、マルシャーク詩、レーベジェフ画の「荷物」1927年発行の復刻版だ。毛皮をまとったご婦人が、ソファや鞄などなどたくさんの荷物と仔犬を列車の預かり係に預けて旅行に出る。でも、すぐに仔犬は逃げ出して…。

先日この絵本の当時の版のものを見る機会を得たのだが、デザイン際立つこの一冊はやはり印象深かった。

当時マヤコフスキーが述べた、明確な目的をもった芸術活動の段階、すなわち「我々にとっての絵画からデザインへの運動」の積極的な参加者の中にレーベジェフの名前があることをこの度図録「芸術と革命」で確認した。

1920年代から30年代のソビエト絵本とデザイン。当時のその芸術活動は圧倒的な軌跡を残して、今の私たちをも驚かし続けている。

さて、絵本が乗っているのは、その昔幼稚園で使われていた椅子を譲り受けたものだ。うちの子どもたちが使って役目を終えたと思っていたのだが、カランダーシの部屋で使うことに。時を経た味わい深い佇まいに愛着を持っている。(直)

荷物 http://karandashi.ocnk.net/product/100


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