ダイアリー

7/7 おひさま

2019年07月07日

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今日は七夕ですが、残念ながら雨模様。本当に梅雨空が続いて薄暗い日々。まるでチュコフスキ-の「ぬすまれたおひさま」の世界のよう。

散歩していたおひさまをワニが飲み込んでしまい、暗い世界を嘆く森の動物たち。励まされ、立ち上がったのはおじいさん熊。ワニを2つ折り!にしたら口からおひさまが出てきて…という奇想天外なお話だが、ヴァスネツオフの挿絵がそのお話の面白さを素朴な力強さと迫力でとてもよく表現していて楽しい1冊に。翻訳版もあったのだけど(松谷さやか訳/ラクダ出版)絶版のよう。

このロシア版は作りが頼りなく表紙がピカピカと思っていたのだが、中身が素晴らしい!ソビエト時代を彷彿とさせるような光沢のない薄い紙を使用。それがとても味わい深い。

この絵を見るといつも自分の腰まで痛くなるような気になるが、おひさまが恋しい今日このごろ。カランダーシの部屋の書棚にも別の絵本だが、この挿絵を飾っている。(直)


ぬすまれたおひさまhttp://karandashi.ocnk.net/product/368


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