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7/29 「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」

2019年07月29日

映画や音楽の情報を教えてくださるSさんからロシアの少女が主人公のアニメ映画「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」の情報を教えていただいたのでご紹介。

19世紀のサンクトペテルブルク。貴族の娘サーシャは1年前に北極航路の探検に出たまま帰らない祖父を案じている。名誉回復のことしか考えてくれない父親と対立し、ついにひとりで祖父の鑑船ダバイ号を探す厳しい旅に出る…という内容。

この映画はアヌシー国際映画祭・国際賞、観客賞、TAAFグランプリ受賞作品であり、待望の日本公開とのこと。予告編を見たが、大きな瞳が印象的な少女サーシャの、不安を抱えながらも強さと聡明さとで困難に立ち向かってゆく姿が魅力的だ。吟味された色彩は美しく、迫力もあり、壮大なシーンも多く見応えがある。

冒険物語ではあるが、全体的に大仰というよりも端正ささえ感じさせる表現(それはサーシャが貴族出身であることとリンクしているのだろうか)であることなどからも、「物語性」ということをとても大切にしている作品なのでは、との感想を持った。予告編だけだからよくはわからないのだけど。気になったのはメイン画像に描かれているハスキー犬。きっとサーシャと繋がりを持つのだろうけれど、これも本編を見ないとわからない。
9月東京都写真美術館他順次公開。(2015年フランス・デンマーク)

さて、この映画を教えてくれたSさんは、この夏バルト三国への旅に出られるのだそう。いいなぁ。(直)

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」
https://longwaynorth.net
問い合わせ :リスキット info@riskit.jp


※画像使用は許可をもらいました。
画像上にも記載しましたが、
(c)soyuzmultfilm/Riskit です。






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