ダイアリー
8/11 メトロ
2019年08月11日
初めてモスクワに行った時、1人で地下鉄に乗るのは心細いものがあった。長い長いエスカレーターで地下深く連れていかれて、二度と地上に戻れないのでは、なんて思ったりした。
でもとても便利な交通機関であることは確かで、よく利用した。本当にモスクワでは、なくてはならない存在だと思う。その地下鉄を始め、ロシアの乗り物の歴史をまとめた素晴らしい絵本があるのでご紹介したい。アンナ・デスニツカヤ画の「メトロ-地上と地下の乗り物の歴史」だ。
蒸気機関車に始まり、過去から現在、そして未来に繋がってゆく乗り物の歴史をデスニツカヤが、その卓越した観察眼に裏付けられた描写力で丁寧に教えてくれる。味わい深い手描き様の線や文字で、乗り物の仕組みや駅の構造までわかりやすいように提示してくれているのである。
中に折られているページを両面広げて1920年代のモスクワの地上と地下と2010年代のそれとをを見比べられるようになっているページがある。全長1320ミリのパノラマ図は壮大にして緻密で見応えあり!
乗り物の歴史の絵本だけど、それはまた人々の歩んできた足跡でもある。その時代の人々の実際の様子がよくわかるところもいい。そして、犬がたくさん出てくるところも。(直)
http://karandashi.ocnk.net/product/374
でもとても便利な交通機関であることは確かで、よく利用した。本当にモスクワでは、なくてはならない存在だと思う。その地下鉄を始め、ロシアの乗り物の歴史をまとめた素晴らしい絵本があるのでご紹介したい。アンナ・デスニツカヤ画の「メトロ-地上と地下の乗り物の歴史」だ。
蒸気機関車に始まり、過去から現在、そして未来に繋がってゆく乗り物の歴史をデスニツカヤが、その卓越した観察眼に裏付けられた描写力で丁寧に教えてくれる。味わい深い手描き様の線や文字で、乗り物の仕組みや駅の構造までわかりやすいように提示してくれているのである。
中に折られているページを両面広げて1920年代のモスクワの地上と地下と2010年代のそれとをを見比べられるようになっているページがある。全長1320ミリのパノラマ図は壮大にして緻密で見応えあり!
乗り物の歴史の絵本だけど、それはまた人々の歩んできた足跡でもある。その時代の人々の実際の様子がよくわかるところもいい。そして、犬がたくさん出てくるところも。(直)
http://karandashi.ocnk.net/product/374