ダイアリー

9/22 世界を変えた書物展

2019年09月23日

強い風が吹いている。現在台風通過中だ。

交通機関に影響が出始める前のタイミングを見て博多駅へ。時間を作ってくれた友人と美味しいお昼ご飯を食べて、一緒に駅ビル最上階で開催中の「世界を変えた世界の書物の世界」展へ。

主催は金沢工業大学。後援は在九州の新聞社、協力はJR九州ら。今展はコペルニクス、アインシュタイン、ニュートン…科学的発見、技術的発明が最初に発表された稀覯書130点を展示。

注目すべきはその展示の仕方。まずは貴重書がぎっしり並んだ書棚「知の壁」に出迎えられる。そして、広々としたスペースには前述の稀覯書がジャンル別に1冊ずつアクリルケース展示されているのだが、それぞれの発見、発明、の発展の系譜や関わり合いなどの「知の連鎖」を立体的に組み立てたモニュメントを中心に、曲線的に配置されており、まさに「知の森」というこのスペースのテーマらしく、人類の叡智の軌跡の森の小径をたどっていくように作られている。

この中心のモニュメント、また壁に展示されている知の連鎖体系化マップのラインの色分けや記されている数字をたどることでそれぞれの発見、発明の書籍のアドレスが分かるようになっている。

人間の知の足跡を稀覯書でそれぞれの関連性、関係性も確認しながら見る、体験、探検?することができるとてもユニークで興味深い展覧会だった。

去年東京でも開催されたそうだが、展示の仕方は異なり、友人によるとこちらではこの展覧会を作る過程をあつかった番組もあったそうだ。

つかの間、よい時間を過ごせた。(直)


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