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11/21 雪だるま
2019年11月21日
雪だるまが主人公のお話の「お日様と雪だるま」は、カランダーシの資料のソビエト絵本にもあってロシア絵本を訳す会の奈良支部のNさんが、訳してくださっている。人気があるのだろう。これは復刻版だ。ルーマニアのお話をもとにしたスレパコーワによる再話だ。
太陽に溶かされると命がなくなってしまう5体の雪だるまたち。太陽に出てこないで!と頼みに出かけて行くのだが、森で太陽を待ちわびる小さな動物たちに会い、自分たちの考えをあらためる。春。雪だるまたちは溶けてゆく。またもどってくることを夢見ながら。
相手を思いやる気持ちを持つ雪だるまたち。人参の鼻がチャーミング。そしてオストロフの描く雪景色の表現のなんと多彩で饒舌なこと!その表情の豊かさに見入ってしまう。いいなぁ、きれいだなぁ、と思う。
溶けることを受け入れる雪だるま。最後のページは切ない。でも、また雪となってもどってくるはず。きっと。(直)
http://karandashi.ocnk.net/product/390
太陽に溶かされると命がなくなってしまう5体の雪だるまたち。太陽に出てこないで!と頼みに出かけて行くのだが、森で太陽を待ちわびる小さな動物たちに会い、自分たちの考えをあらためる。春。雪だるまたちは溶けてゆく。またもどってくることを夢見ながら。
相手を思いやる気持ちを持つ雪だるまたち。人参の鼻がチャーミング。そしてオストロフの描く雪景色の表現のなんと多彩で饒舌なこと!その表情の豊かさに見入ってしまう。いいなぁ、きれいだなぁ、と思う。
溶けることを受け入れる雪だるま。最後のページは切ない。でも、また雪となってもどってくるはず。きっと。(直)
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