ダイアリー
12/15 タイガ
2019年12月15日
今年もむさしの・多摩・ハバロフスク協会から森林ボランティアツアーinハバロフスク(木を植えよう!)募集のお知らせをいただいた。
伐採や山火事などで危機に瀕しているシベリア極東寒帯林(タイガ)に、先住少数民族の人たちと植林を行うツアーで毎年行われている。
北海道から日本海を隔ててすぐに広がるロシアの森。アムールヒョウやシベリアトラなど野生生物が多く生息する本来豊かな森が人為的な開発などの影響でどんどん痩せて姿を変えており深刻な事態となっている。この森が日本海の漁場の豊かさを支えており、これはとても身近な問題なのだ。
また、アムールヒョウなどはこれまで乱獲によっても絶滅の危険にさらされてきた。このような待ったなしの環境問題に取り組み、森のことを学び、守り育てることの重要性を同協会は提唱し、活動を続けている。
この地方の自然については、パヴリーシン画「デルス・ウザラー」(アルセーニエフ文/群像社)や「鹿よ おれの兄弟よ」(神沢利子作/福音館)などでも知ることができるが、現状はどうなのだろうか、気にかかる。
この地域はまた少数民族の民話の宝庫でもある。(画像はパヴリーシンの民話ポストカード)
そういうことも含めて、一番近いロシアであるこの地域のことを今後もっと知ることができればと思う。(直)
むさしの・多摩・ハバロフスク協会https://mtxa.org
伐採や山火事などで危機に瀕しているシベリア極東寒帯林(タイガ)に、先住少数民族の人たちと植林を行うツアーで毎年行われている。
北海道から日本海を隔ててすぐに広がるロシアの森。アムールヒョウやシベリアトラなど野生生物が多く生息する本来豊かな森が人為的な開発などの影響でどんどん痩せて姿を変えており深刻な事態となっている。この森が日本海の漁場の豊かさを支えており、これはとても身近な問題なのだ。
また、アムールヒョウなどはこれまで乱獲によっても絶滅の危険にさらされてきた。このような待ったなしの環境問題に取り組み、森のことを学び、守り育てることの重要性を同協会は提唱し、活動を続けている。
この地方の自然については、パヴリーシン画「デルス・ウザラー」(アルセーニエフ文/群像社)や「鹿よ おれの兄弟よ」(神沢利子作/福音館)などでも知ることができるが、現状はどうなのだろうか、気にかかる。
この地域はまた少数民族の民話の宝庫でもある。(画像はパヴリーシンの民話ポストカード)
そういうことも含めて、一番近いロシアであるこの地域のことを今後もっと知ることができればと思う。(直)
むさしの・多摩・ハバロフスク協会https://mtxa.org