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12/16 貴重な コレクション

2019年12月16日

白百合女子大学の児童文化研究センターから、来年3月7日13時〜開催の「沼辺信一氏講演会 光吉文庫のロシア絵本についてーコレクションの希少性と歴史的意義」のお知らせとポスターを送付いただいた。すでにオープンルームに来た方々などにはお渡ししているが、こちらでもご紹介したい。

同大学に保存されている光吉夏弥の旧蔵書、13000冊からなる「光吉文庫」。そこには1920〜30年代のロシア絵本が良好な状態で61冊もあり「まさに日本屈指の貴重な絵本コレクションにほかならない」とお知らせの沼辺氏の文章にある。

今講演会では、そのコレクションの内容を紹介し「コレクションとしての方向性や歴史的価値を検証し、当時の光吉がそこに何を見出したかを考察する」し、そしてそこから、「児童文学文化が孕んでいた国際性やその影響力」までお話ししていただけるようだ。

コレクションの内容がどんなものなのか、今から相当楽しみである。日本でその時代の絵本を紹介しているのは「ソビエトの絵本」(ジェームス・フレーザー、島多代共編/リブロポート)また沼辺氏も著者である「幻のロシア絵本1920-30年代」(淡交社)などがあげられると思うが、それらに収録されていないものも見ることができるとしたら、…と期待に胸は膨らむ。

また、コレクション自体についての考察は、まさに学びたいテーマでもあるし、光吉夏弥氏についても深く教えていただけるものと、大変楽しみにしている。

講演会は事前の申込みが必要だ。興味のある方々は是非!(直)

白百合女子大学児童文化センター
https://www.shirayuri.ac.jp/childctr/


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