ダイアリー

12/27 2019年。感謝!

2019年12月27日

カランダーシは今日が仕事納め。今年も大変お世話になりました。今年も少しずつでもロシア絵本の世界を皆さんにお伝えすることができたのなら幸いだ。

カランダーシの皆さんへのアプローチの基本はサイト運営とオープンルームだが、今年は他にも色々な展開も。まず、トレチャコフ美術館展ショップへ書籍の提供をさせていただり、カフェ・リンさん、おばあさんの知恵袋さんにて「セリョージャとあそぼう!」原画展やトークイベントやワークショップ開催をさせていただいたり、またロシア絵本を翻訳するクニーシカの会の発足、後半はイーゴリ・オレイニコフに注目したカランダーシなりの発信など。また、オープンルームは益々大切な交流の場になってきたように思う。個人的には絵本研究会を通しての様々な学び、そしてその研究会としての絵本学会にての研究発表をさせていただいた事、また今年はあちこち国内、都内問わずわりと出かけたように思う。
総合的に初めての事も多く、緊張や不安もありつつの歩みでもあったのだが、皆さんに助けられ、励まされ、手応えを感じることも多いありがたい1年の歩みであったと思う。本当に感謝だ。あらためて御礼申し上げたい。
来年もロシア絵本の世界を元気に伝える日々を送りたい。よろしくお願いします。



以下は今日のできごと。
プーク人形劇場「12の月のたき火」公演、今日が年内最終日ということで、駆け込み鑑賞してきた。劇場内には冬休みの子どもたちもたくさん!賑やかな雰囲気の中、開演を待った。

母親にいじめられてかいるマルーシャが大晦日の吹雪の森に苺を摘みに行かされて…。スロバキアのお話が原作で、ロシアのマルシャークのものとはまた少し違う内容だが、無理難題を12の月の精たちに解決してもらうところは同じだ。

演者さんたちのよく響く声の演技の表情の豊かさ、形態も様々な人形たちの巧みな動き、鮮やかな場面転換、音楽やライティングも彩り豊かで、お話の世界にすっとひきこまれた。舞台との近さもいいな。とても素敵な時間を過ごさせていただいた。

プークさんは今年90周年だという。パンフレットにある劇団を支えていらした川尻泰司氏(作、演出プラン)の1971年の「人形劇がなによりも大切にしなければならないのは、その作品の中を流れる心の美しさが、豊かにあふれだすことでしょう」という言葉は重く深い。また機会があれば訪れたい。

プークさんを後にすると、次に小田急デパートに寄って「シルバニアファミリー展」を見た。友人がずっとシルバニア関連の仕事をしていた関係で教えてもらったのだ。不覚にも懐かしさにテンションが上がってしまった。小さい女の子だった頃の娘のことを思い出したり。会場は、母娘で来てる方も多く、とっても和やかな雰囲気だった。

というわけで、今日の外出はある意味お人形づいていたのだけど、シルバニアのことを教えてくれた友人とは学生時代、サークルで一緒にそれこそ人形劇とかもやっていたなぁ。そんなことも思い出した。ああ、遠い青春の日々。(直)


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