ダイアリー

1/30 ワーレンキ

2020年01月30日

今日はとても暖かで、日中はコートを脱いでいる人も見かけた。梅も咲いていて陽射しが眩しかった。

でもまだまだ季節は冬だ。ヴァスネツオフ画「ああ、冬や冬」は冬の詩を集めた絵本。息が白い馬、雪原を疾走する橇、凍てつく夜空、ワーレンキを履いているクマ、煙突の煙…。冬の動物たちや暮らしの様子が生き生きと描かれている。

ワーレンキとは、フエルトで作られた防寒靴。19世紀初め頃、シベリアからロシアに伝わったが最初は裕福な農民のものであった。19世紀末から20世紀初め頃には広く普及したそう(「ロシアの歳時記」東洋書店新社刊より)。アジアら来た説もある。

今でもロシアにはフエルト製の防寒靴はあって、デザインも豊富なようだ。とても温かいワーレンキ。クマのワーレンキはきっととても大きいことでしょう。(直)


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