ダイアリー

3/17 カップ

2020年03月17日

毎日朝ドラのスカーレットを見ている。辛い展開だけど見守ってゆきたい。主人公の陶芸家としての仕事ぶりや日常も興味深い。

ロシアのアヴァンギャルド絵本シリーズの「陶磁器のカップ」は、お茶をいただくカップが工場でどのように作られるのかを教える。粘土をこね、成形し、焼いて絵付けをしてまた焼く。その工程が紹介されている。

使っている色は地色の白を合わせてたったの4色だ。工場の機械はシンプルに描かれたフォルムでその仕組みの理解を促し、また携わる工員の仕事の中身も的確に伝えている。この絵本はまた労働の大切さも教えているのだ。

ロシアがこの時代の絵本をこのような形で復刻させていることは大変ありがたく嬉しいことだ。エベンバーフ画のこの絵本も初めて見るのだが、洗練された表現に目を見張っている。(直)


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