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3/18 夕暮れ

2020年03月18日

陽が長くなったなぁ。と滑り込みで郵便局に向かう道すがら思う。あまり駆け込みたくはないのだが、たまにある。

夕暮れの山の辺をオンドリを抱えてゆく真剣な眼差しのキツネの姿が印象的な表紙のヴァスネツオフ画の「ロシアのお話集」。今までカランダーシでご紹介してきた絵本とお話は同じでも異なる挿絵も収録されており、新鮮な印象だ。

収録されているお話は「おおきなかぶ」「まだらのメンドリ」「おだんごパン」「ごてん」「金色とさかのオンドリ」「オオカミとヤギ」「ガチョウ-ハクチョウ」「姉アリョーヌシカ弟イヴァーヌシカ」「冬帝」。

絵とお話のバランンスもよく考えられており、とても読みやすい。私は「姉アリョーヌシカ・弟イヴァーヌシカ」の挿絵を初めて見るのだが、ヴァスネツオフらしい?デフォルメやキャラクターの強さは控えめで、繊細さも伝わる優しい雰囲気。わりと初期の頃に描かれたものではないかと予想しているがどうだろう。




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