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3/26 オオバコ

2020年03月26日

ロシアの昔話絵本に描かれている人々の暮らし。それはどんなものだったのだろう。この「ロシア絵本の世界を知るわらべ歌と名画によるフォークロア百科」は特に子どもたちの生活の実際を知るのにとても重宝する。

上流社会そして農民たちの子どもたちの身の周りの事物を古くから伝わる子どものための詩や歌、そして素晴らしい名画の数々で紹介している。また各ページには実際に使われていた伝統的な玩具も登場する。

絵本の中によく出てくるペチカや、サモワール、天井から吊るされた揺りかご、彩色された木の桶、子ども用の橇、きのこやベリーのための籠、白樺の籠、木のお匙、素朴な布人形、藁人形、おままごとや木馬、そして家の周りの家畜、植物や森の動物、鳥や虫の種類などまでについて、どういうものなのか、どういうものがあるのか教えてもらえる。

家畜では牛や馬、そして豚や山羊、鶏を飼い、七面鳥もいたり、また上流階級では孔雀も飼っていたらしいこと、猫や犬と共に暮らしていたことがよくわかる。

植物のページでオオバコを見つけた。オオバコといえば、子どもの頃花茎同士をひっかけ合い草相撲をしたが、ロシアの子どもたちもそんな遊びをするのだろうか。今度誰かに聞いてみたいが、そういえばオオバコって久しく見ていないような。(直)

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