ダイアリー

わかちあう

2014年12月08日

先月の末の土曜日。松岡享子氏の講演会「本のたのしみをわかちあう」に出かけてきました。開演前のひととき、800人という入場者の多くは、図書館や文庫関係や読み聞かせなど、子どもと本に何らかの形で関わる方々だったと思うのですが、皆さん「今日は楽しみにしてきました!」という期待感が会場に満ちていました。私もそのひとり。しかとお話を聴くぞと前のめりで開演を待ちました。お話を聴き、「読者である子ども」について多くの気づきを与えられましたし、子ども時代の大切さをあらためて深く思わされました。松岡氏の声、語りは静かで柔らかです。静かで柔らかであるからこそ、人の心に届くのでしょう。それはきっと、「わかちあう」という言葉をテーマにしたというところとも通じるのだろうと思います。居丈高に大声でがなり立ててる選挙演説とは対局ですね。


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