ダイアリー

11/19 落ち葉

2020年11月19日

落ち葉を踏みながら小学生の子どもたちが下校してゆく。すれ違った後も落ち葉を踏む音が聞こえる。元気そうな足音は嬉しいものだ。今状況下子どもたちも中々大変な日々だと思うけれども。

「2台の路面電車」オシプ・マンデリシタムの詩の世界を2017年BIB世界絵本原画展金のりんご賞受賞画家アンナ・デスニツカヤがペーパー・クラフトと味わいのある斬新なページデザインで表現。闇が勝る1930年代のロシアの夜の街並みの雰囲気を再現しており、その暗い明るさがリアルだ。

闇が勝るからこそ、一つ一つの街の灯りが尊くありがたいことがよくわかる。トラムも走る灯りだ。街を明るくする。またデスニツカヤは街行く人たちに体温を感じさせ、親しみを持たせている。街の本当の明るさや温もりはそこにいる人が作り出すものなのだろう。

季節は晩秋。日本(東京)でいえば今頃。そこかしこに、それこそ線路にも落ち葉が落ちている。それを掃く人たちも登場している。

落ち葉のカサカサという音まで聞こえてきそうだ。(直)

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