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12/8 マーシャとくま

2020年12月08日

植木屋さんが来て景色が随分とスッキリした。よかったと思うと同時にこの景色を見るとついに年末が来てしまったなぁと感じる。今年の師走は状況的にも落ち着いて日々を過ごす予定だけど、さてどうなるかな。

「マーシャとくま」のお話絵本はラチョフ画で福音館書店刊の内田莉莎子さんのものが日本では有名なのかもしれない。今カランダーシで扱っているのは画像左のカチェルギン画と右のローシン画のもの。

同じお話でも挿絵で印象が変わるものだ。ローシンの絵本ではくまの着ているものが面白い。ルバーシカのようなシャツの上にベストのようなものを合わせている。肘や膝に当て布がしてあるところがリアルだ。ウエストを紐で縛り櫛のようなものをぶら下げている。

カチェルギンの方はくまは裸だ。マーシャが入っているのはつづらではなく籠。こちらはくまの家の様子が可愛らしく描かれている。

カチェルギンはポスターアーティストとして活躍したが木の彫刻に夢中になった時代もあった。それを知るとくまの家の造りや調度品の描写に活かされているところもあるのではないかと思ったり、また、ローシンが驚異的な観察力を持ちユーモアセンスに秀でていたと知れば、なるほど、と頷ける細やかな描写だと納得する(直)
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