ダイアリー
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2021年01月18日
土曜日はオープンルームありがとうございました!
さて、現在少しずつカランダーシの部屋の仕事をする場所の整理をしている。その流れで義母の物がまだ随分残っている棚を片付けていたら、古い羽子板、ボタンや色とりどりのミシン糸、いくつかの硯や墨などなどが出てくる。そう、そう、義母は柔らかくてきれいな文字を書いていたことよ、などと思い出したりするので捗らないことこの上なし。
「チリ・チリ・チリ・ボーム!ーロシアの民話や童謡集」には「おたんごぱん」「うさぎのいえ」「おおきなかぶ」「カマスの命令により」やタイトルのチリチリボーム!という言葉で始まる「火事」という猫の詩や「雄鶏さん、雄鶏さん」などの詩も収録されている。
絵はアナトリー・エリセーエフ。(1930年生まれ。モスクワ工科大学卒業。挿絵の仕事で多くの賞を受賞。俳優としても活動)。動物たちや人物はしゅっとしていて表情や動きが生き生きとして親近感を覚えるし、落ち着いた明るさを伝える色味も魅力。水彩の滲みを生かして柔らかい印象も。
お帽子を被ったおだんごぱん君がとてもいいな。(直)