ダイアリー
1/20 俳優
2021年01月20日
今日は大寒。
仕事スペースを整理したら結構スッキリとして、まるでこれから何かが始まるような、あるいは全てが終わってしまったような、無機質な雰囲気となり新鮮な眺め。なかなか良い感じなので現状維持を頑張りたい。
「冬はどこから」はヨシフ・ブロツキーの詩の絵本。詩の背景にはモノクロのロシアの冬の街のフォトグラフ。挿絵は1941年生まれのセルゲイ・ドレイデン。俳優が本業であるがその絵画作品も高い評価を得ている。
ドレイデンは、ブロツキーが亡くなった1996年「大理石」を上演時に作品を展示したのだが、その際にこの「冬はどこから」の詩を朗読した事が絵本が生まれるきっかけになったとある。
2016年のドレイデンのインタビュー動画を見つけた。75歳。俳優としての姿や最後の方に展示会の様子が映されこの絵本の中の絵も出てくる。
https://topspb.tv/news/2016/09/14/artist-redkoj-kategorii-sergej-drejden-otmechaet-75-letnij-yubilej/
どの絵もしばらく見入ってしまう。現実と幻想のあはひ。素敵な絵本。(直)
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