ダイアリー

11/29 ワニの口

2024年11月29日



庭師さんが入って庭木の剪定が終わり随分とすっきりとした眺めになりました。プランターの植え替えも大体終わりひと安心です。

先日クニーシカの会を開催しました。テキストの『Сказки про МАМ』は家出をした白熊の子どもを探す真面目なお母さん熊のお話からをコズリナ先生のご指導のもと皆で読み進めてゆきました。感謝。

子グマを食べたと冗談を言ったワニの口を引き裂こうとするお母さん。結局は仲間のワニが子グマを見つけて来て、冗談を言ったワニは解放されるというお話です。

先生によるとワニの口を無理やり開こうとするという中々シュールな場面はチュコフスキー作の『ぬすまれたお日様』(ヴァスネツオフ画)の挿絵をロシア人は皆想像するはずということでした。それだけ知名度が高いお話だとは知りませんでした。確かに一度見ると忘れない場面ですね。

次のお話では若い男女が知り合ってすぐに一緒に暮らすようになるという文章があります。そこでロシアにおける同棲事情について質問してみました。先生によると同棲は現代ではとてもポピュラーな事であり、大学生などはお家賃、生活費など折半できることもあり一緒に暮らす人たちも多いということでした。

別のロシアの方からはソ連時代は同棲は一般的には許されない事だったと聞きましたから同棲の一般化はここ2、30年の現象ということになります。同棲の目的は結婚という長い道のりを歩む前にお互いの事を良く知ることが大切だということもあるようです。でも調べたらロシアの離婚率は現在世界屈指のようです(ソ連時代も離婚率は低くはなかったようですが)お互いをよく知る事は結婚の持続にはあまり寄与しないという事なのでしょうか。

ロシア絵本やクリスマスクラフトセットなどごしあしています。よろしくお願いします(直)






     


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