ロシア絵本的日常【ダイアリー】

7/19 アンズタケ

2025年07月19日


台風が去りちょっとだけ気温が低くなった日に、今だ!とばかりに園芸店に駆け込みました。ずっと行きたかったのですが、あまりの暑さに諦めていたのです。最近お気に入りの園芸店は少し遠いのですが、苗の管理がとてもしっかりしているのですっかりファンになりました。地植えにしたミソハギ、鉢植えにしたヘリオトロープなど長く楽しめますように!


近江洋菓子店さんの『もも』をいただきました。桃好きには堪らないお菓子です。桃一個の中に柔らかなカスタードクリームがたっぷり詰め込まれています。口中にありがたさが溢れて寿命が多分伸びました。

今週はロシア語の先生にロシアの家庭料理について写真を見て料理名を当てるなどしました。大抵は私が持っているロシア料理本にも出ている料理だったので分かりましたが
Ленивые вареники (簡単ヴァレーニキ)というものが分かりませんでした。
https://www.russianfood.com/recipes/recipe.php?rid=97706
カッテージチーズに粉と卵を混ぜて練って長い円柱状に伸ばし飴のように切って、お湯で煮たものです。ちょっと味の想像がつかないなぁと思っています。

味の想像については今が旬だというЛисички、アンズタケの炒め物についても食べたことがなく残念ながら分かりません。アンズタケは『わいわいきのこのおいわいかい』にも登場しますしかねてより興味(憧れ)は持っています。ロシアに行った時に市場に並んでいるのは見たこともあるのですが、食べる機会には恵まれませんでした。アンズの香りがするからアンズタケというのだそう。いつか是非食したいものです。

ロシア絵本を紹介しています。ラチョフ画『カラスのクートハ』は久しぶりの入荷です。エスキモーを始めとして北の地に元から住んでいた民族たちのお話の記録です。ラチョフは夫人が民話採集をしており、各地の民話再録に夫婦で取り組んでいたようです。ラチョフはが民族衣装や風俗などきちんと調べて絵を描きますから、資料としても大変貴重なものと言えるでしょう。

昔、個人的にこの本にとても興味があったので探しましたが当時はロシアでは見当たらず、アメリカ版を見つけて購入しました。ロシア民話とはまた違う防寒着を着た動物たちや北の大地の自然描写などを興味深く眺めました。民族独特の世界観がうかがえる内容のお話もありますし、ラチョフの臨場感のある生き生きとした挿絵に惹き込まれる面白くて魅力溢れるお話集です(直)




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