ロシア絵本的日常【ダイアリー】

8/9 マリーナ・マスクヴィーナさん

2025年08月09日

カランダーシは8月9日〜17日お休みです。ご注文は自動受付しています。発送は17日からです。よろしくお願いいたします。


とても暑い日が続いています。でも、今朝は青空がほんの少し高くなったように思いました。そういえば木曜日は立秋でした。


もらった種から育てていたタカサゴユリが咲き始めました。きれいですが、あまりにも繁殖力が強い外来種ということがわかったので、管理しながら楽しみます。


今週はコズリナさんにお声かけいただいて、ロシアの児童文学作家のマリーナ・マスクヴィナさんにお会いする機会がありました。マリーナさんはロシアでは多数の著作もあり有名な方ですが、日本では『ワニになにがおこったか』(田中潔訳・偕成社)や、クニーシカの会で今読んでいる『僕の犬はジャズが好き』(鴻野わか菜訳・小学館)などが翻訳されて出版されています。

マリーナさんは、パートナーのレオニード・チシコフさんと共同で現在開催中の瀬戸内国際芸術祭2025に作品を展示しており、今回はそのための来日(今回はマリーナさんのみ来日)です。https://setouchi-artfest.jp/artists/detail/a306b4b4-e452-4e73-97ac-4da7ea8742a1


私は、2020年市原湖畔美術館で開催された「夢みる力ー未来への飛翔」展でもおふたりの作品は拝見していたのですが、その時の作品の一つが、先祖の古い洋服の布を紐状に裂いて編んでロケットを造形したものでした。それと同じ手法で、今回の芸術祭では東かがわ特産の手ぶくろに着想を得て、大きな大きな!手ぶくろが編まれ「みんなの手 月まで届く手ぶくろを編もう」として展示され、また『てぶくろくんのおはなし』(鴻野わか菜訳)という絵本も出版され朗読会なども催されたようです。https://higashikagawa.net/setogei/blog/661

まさか今クニーシカの会で読んでいる作品の作家とお会いできるなんて思ってもなかったことです。マリーナさんは優しくとても素敵な方で、和やかな雰囲気の中、展覧会、絵本、文学などなど話題は途切れず大変有意義な時間を過ごすことができました。帰国前の貴重なお時間をコズリナさんとクニーシカの会のメンバーの村山さん、そして私と共に過ごしてくださったマリーナさんに心より感謝ですし、また、このような機会を作ってくださったコズリナさんにも感謝です。(直)




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