ロシア絵本的日常【ダイアリー】

9/6 台風一過

2025年09月06日


台風一過。
久しぶりにたくさんの雨で土も潤いました。今までおとなしかったブルーサルビアが花をどんどん咲かせ始めましたが、青系の色は涼しげでいいですね。そして日々草がずっと元気なのには感心しています。今年は白を選んだのですが酷暑の中でも爽やかで正解でした。


さて、8月26日に板橋中央図書館ボローニャ絵本館でこの夏2回目のお話会をしました。サモワールやお人形を持参して『サモワールおじさん』というサモワールにちなんだお話とヴァスネツオフ画『きつねとねずみ』という絵本を読みました。

サモワールはロシアの卓上湯沸器です。カランダーシの部屋には2つのサモワールがあり、今は使っていない小さい方のサモワールを持って行きました。以前からサモワールをお話会で紹介できたらいいなと思っていたのですが、今回実現することができました。

『サモワールおじさん』というお話は、パペット人形やおままごとのティーセットやケーキ、そしてスーシキという輪型のロシアのクッキーを首飾りにしたものなども使ってお話をしました。サモワールを通して参加者の皆さんがロシアの文化に少し触れるひとときを作れたのなら嬉しいことでした。

そして、ヴァスネツオフの絵本はロシア絵本にしては珍しく!絵に対して文章が短く、絵もはっきりとわかりやすいので、子どもたちにお話の内容が伝わり、親しみを持ってもらえたのでは、と思いました。

サモワールは、お湯を沸かす道具に過ぎませんが、その形状や使い方にロマンを感じます。今手元にあるのは電気式の物ですが、いつかは石炭式のものも使ってみたいと思っています。

お話会の正解はよく分からないのですが、私自身は毎回準備の段階からお話や絵本と濃密に向き合えることがとても勉強になりありがたいことと思っていますし、何よりロシア絵本やお話や文化のことを少しでも伝えることができる機会があることに感謝しています(直)







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