ダイアリー

柿の木

2016年11月13日

明けゆく空が美しい時は、スマホでパチリ。だけど電線が入ってますね。電線邪魔だから地中に埋めればいいのにと思ってましたが、日本の地中状況もなかなか大変なようですね。
朝早いと工事中の現場も静か。家の解体現場も誰もいないのでへぇとか思いながら見る。実はこの2、3日で解体が始まった現場を見て驚いたことがある。通りからは見えない奥の隅っこのスペースに立派な柿の木があったのだ。大きな実がたくさんついている。想像するにそこに住んでいる子どもが食べた柿の種をまきたがり、隅っこならいいよということでまいた。そうしたら、どんどん大きくなって。多分、そんなことだろうと思う。普通の住宅街で大きくなった柿とか枇杷とかそんな生い立ちが多い。昨日は「あ、残されるんだな」と思っていたら、今朝はバックり太い幹が折られていて、実をつけたままの枝が地面に横たわっていた。私は、自分が蒔いて大きくなった柿の木のことを思いだした。父の仕事で住んでいた家で、今実家の家族はそこには住んでいない。家も庭も木も他人のものだ。あの柿の木は元気だろうか。そして今年も実をつけたのだろうか。それとも。

少女の子猫との日々。『しましまのおひげちゃん』:http://karandashi.ocnk.net/product/101


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