ダイアリー

その扉

2016年11月17日

久しぶりの街を歩く。変わっているところ変わってないところ両方見ながら歩く。しかし、ここは変わったというか、進化?したのかな?前からあった常緑の蔓が建物をほぼ覆ってしまっている。そしてその小ぶりな扉は閉まっていた。その扉はこちらの世界からの出口。あちらの世界の入口。私は数度あちらの世界に行ったことがある。そこでは、おまんじゅうとお茶をいただいただけるのだ。お店の中には猫がいて、そちらの世界で流れる独特の時の流れにしばらく心身を浸らせ、そしてその扉から再びこちらの世界に戻ってくる。さあ、今、扉を開けたら、その時の自分がいて、目が合う…そんな想像も似合うそんな小さな扉。いつかまた私はその扉を開けることがあるのだろうか。

さて、同行の友人とはたくさん話をした。懐かしい話もしたけれど、嬉しかったのは彼女が未来へ向かうヒントや希望を私に話してくれたこと。未来に向かう扉のありかはどこにあるのかわからない。人の言葉がそのありかを指し示してくれることは多い。それに気づけるがどうか。だ。
そして、その扉の鍵を開ける鍵は自分の中にある。心の中に。

神楽坂ムギマル:http://www.mugimaru2.com/
おかゆがこぼれて街の景色がすっかりかわってしまうお話:http://karandashi.ocnk.net/product/51



ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 ※ご注文・お支払い方法 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット