ダイアリー
7/5 レースの本
2017年07月05日
数年前に亡くなった義母は手芸関連の達人で、刺繍やお洋服作り、刺子やパッチワークと常に何か手仕事をしていた。娘のピアノの発表会のドレスも作っていただいて、それはもう見事だったのでお葬式の時にコーナーを作って皆さんに見ていただいた。
そんな義母の蔵書には手芸関連の本が多かった。今日はその一部を置いてある棚に用があり、数冊のうち何だか「レース」の文字にひかれて一冊手に取りページをめくってみた。表紙をあけるとすぐに幼い子どもの字のお誕生カードが挟んであった。ということは…これは私たち家族からの贈り物だったのかしら。情けないことにはっきりと思いだせないのだけど。でも、だとしたら、きっと喜んでいただけた本ではなかったかなと今さらながら思う。手仕事の粋を集めた見事なレース作品の数々は優雅で美しくてため息が出る。きっと手仕事がわかる人が見たらまたさらに深く楽しめるのだろうな。と思う内容だった。
とてつもない手間がかかっているけれど、レースの印象は軽く涼やか。
見ている間は今日のじっとりとした暑苦しさを忘れられた。(直)
そんな義母の蔵書には手芸関連の本が多かった。今日はその一部を置いてある棚に用があり、数冊のうち何だか「レース」の文字にひかれて一冊手に取りページをめくってみた。表紙をあけるとすぐに幼い子どもの字のお誕生カードが挟んであった。ということは…これは私たち家族からの贈り物だったのかしら。情けないことにはっきりと思いだせないのだけど。でも、だとしたら、きっと喜んでいただけた本ではなかったかなと今さらながら思う。手仕事の粋を集めた見事なレース作品の数々は優雅で美しくてため息が出る。きっと手仕事がわかる人が見たらまたさらに深く楽しめるのだろうな。と思う内容だった。
とてつもない手間がかかっているけれど、レースの印象は軽く涼やか。
見ている間は今日のじっとりとした暑苦しさを忘れられた。(直)