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8/4 なぞなぞ。

2017年08月05日

夜眠る前にになぞなぞの絵本はどうだろう。「なぞなそひゃっこのほん」(福音館書店)これはカランダーシの資料用の絵本だが、ミトゥーリチの絵だ。あらためて目を通すと味わい深いものだと思う。ブラートフが採集したロシアと周辺諸国のなぞなそを集めたもの。なぞなぞの問題として身の周りのものの特徴が文章で書いてあり、読者がそれが何か当てるという具合。自然や動物からの出題が多い。その問題がなぞなぞだから当たり前だけど示唆にとんでいて、そして詩的だ。さらに哲学的だったりもする。ミトゥーリチの絵はその答えにさらっとはしているが抒情的な表情をつけて表現いるので、結果、なぞなぞを解き進めていくうちに世界にあるもの全てのものの存在が愛おしくなってくる。まあ、これは大人の感傷なのかもしれないけれど。
そういう気持ちで眠りにつけるのは素敵なことと思う。今日は色々あったのですごくこういう絵本を読んでから眠りたい気分。(直)


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