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8/22 あひるのこ。

2017年08月22日

アントン・ロマーエフのアンデルセンのお話集の中の「みにくいあひるの子」はあひるの子の目線で猫や犬や七面鳥にいじめられる様子が描かれていて迫力がある。あひるの子があわれでしょうがなくなる。でも最後の白鳥になった姿がとても美しいのでこちらの気持ちも救われる。
随分昔の話になるが、ある幼稚園でのお遊戯会の劇でこの物語をやったそうなのだが、みにくいあひるの子の役の子と白鳥になった時の役の子が違うと聞いてえっ?と驚いたことを覚えている。どうしてそういうことになるのか、今でもわからない。
白鳥の雛といえば、お母さん白鳥の背に乗ったり、羽根の中に格納?されたりして水面を進んでゆく姿が印象的で愛情こまやかに育つようなイメージがある。物語のみにくいあひるのこは、そういうことをしてもらえないうちに大きくなってしまう。本当に大層かわいそうなことだったと思う。(直)

アントン・ロマーエフ「アンデルセンのお話」 http://karandashi.ocnk.net/product/140


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