ダイアリー

8/29 かわいい。

2017年08月29日

プランター咲きのベコニアを切り戻した。これで寒くなるまでまた元気に咲いてくれるといいなと思っている。切り戻し。花だけではなく、仕事や日常生活でも、ん?と思った時に一度元にもどって考えなおしたり、ということにも当てはまるかなと思う。
さてさて、一緒に写したのは小我野明子さん著の「おとぎの国、ロシアのかわいい本」だ。古今東西絵本を紹介した書籍はあまたあるが、堂々とかわいいをテーマにした、大人向けの絵本紹介本というのがこの本の最大の特徴だろう。中に紹介されているのは主にソビエト時代の絵本。この時代ならではの、デフォルメやキャラクター化とは無縁のむしろ見る人によれば真面目で端正な印象ともとれる絵本がたくさん載っている。この時代の絵本は、古いことに歴史的な意味がある、素朴さに郷愁を感じる、などなど見方は様々だと思うけれど、それを一切合財まとめて「かわいい」という感性で提示した、というところにこの本の功績があるのだと私は思っている。
私がロシア絵本、ソ連時代の絵本などが好き、もっと知りたいと思っている気持ちをそれこそ切り戻してのぞいてみれば、根幹にはやはり言葉にすれば、かわいいと思う感情が確かに存在している。この本を時々ながめているとそこに立ちかえる感覚がある。私にとって大切な1冊だ。(直)

おとぎの国、ロシアのかわいい本 http://karandashi.ocnk.net/product/158


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