ダイアリー

11/28 子どもの本のみせ ともだちさん。

2017年11月28日

友人のJさんから随分前に紹介してもらい、最近はSNSでやり取りなどもさせていただいていて、行きたい!と思っていた「子どもの本のみせ ともだち」に、やっとうかがうことができた。
初めての地下鉄路線。初めての駅。同行の友人と住宅街の道を歩き出し5分位。お店はピンクの建物で目印はねこちゃん看板。ガラスの引き戸を開けると、お買い物をするお客様で賑わっていた。ぐるりの壁は全部書棚で、入って正面の棚にはクリスマスの絵本がずらり。真ん中のアイランド棚にはちょっとした贈り物にぴったりの手芸品やクッキーなどが並んでいる。少し前、この棚にはひとり出版社の絵本が並べられていて、ありがたいことにそこでカランダーシ刊の2冊の絵本も並べていただいていたのだ。
そもそも、この書店さん、読み聞かせの会など地域に密着し愛されている絵本書店という印象を持っていたが、実際に来てみると、その愛される理由にいくつか気付かされた。まずは、やはり選書なのだろうと思う。その極意はお店が長年かけて積み重ねてきたもの、としか言いようがないけれど。そして、スペース的に全体の冊数はそんなに多いわけではないと思うのだが、ジャンル分けのそれぞれの内容が豊かだなぁと感じた。なので、欲しい絵本を結構見つけてしまい、困ってしまった。また、絵本以外のグッズ類なども色々置いてある。お店全体としての雰囲気の、賑やかだけど騒がしくない塩梅が心地よい。何より主役の絵本が楽しそうに呼吸している様子が素敵だと思った。
ひとり出版社や翻訳者の会の流れの絵本の存在など、独特の目線もある。お店の方のお話によると、それらは人との出会いが出会いをつれてきて、とのこと。また、とにかく来てくださるお客様とのお話から学んでいるとの言葉。そして、スタッフはボランティアで20人ほどが交代で携わっているという話。グッズの手作り品は募集をかける。うーん。人と人との繋がり抜きにこのお店のことは語れない。この書店の愛される真髄はそのあたりにもあるのかもしれないと勝手に思った。そう、それこそ店名のともだち、というのも人と人との繋がりを表現している。
さて、友人も贈り物を選んでお買い物していた。とにかく、こんな絵本書店がご近所にあったら、幸せだと思う。
でも、なんで看板はねこちゃんなんだろう。その謎はおいおいと…。(直)

子どもの本のみせ ともだち http://tomodachi.d.dooo.jp



ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 ※ご注文・お支払い方法 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット