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12/4 蛙の不思議。

2017年12月04日

ビリービンの蛙の王女を入荷。手軽にビリービンを楽しめる1冊だ。
蛙が実はお姫様だったという民話なのだが、身近な生き物でもある蛙は、物語にもよく登場するが、何か不思議さも感じさせるイメージもある。実は、実際に、ほほう、と思ったことがある。
残念ながら、最近は見かけないのだが、少し前まで杉並のこの辺りには結構ヒキガエルが生息しており、家の周りにも出没していて、夜、踏みそうになったり、蹴とばしたりということもあった。
不思議だと思ったのは、うちの庭の工事をした時、周辺の蛙は居場所を追われていたのだと思うのだが、工事が終わったある日の夕方、家族全員で、庭の様子を見つつ家の前にで話していた時、車も結構通る道路の方から何やら拳大の物体が近づいて来るのが見えた。よく見るとそれは1匹の蛙で、迷わずこちらにズンズンまっすぐ進んできて、工事前はなかった階段を登り、というか登れなかったので手伝ったのだが、やれやれという感じで庭に入っていった一部始終というのがあった。あの、やあ、ただいまと言わんばかりの迷いのない行動。帰巣本能?という事もそうだが、タイミング、というのも不思議でならない。私たちがいないと、階段は登れないし、そもそも家族全員でああいう時間に外にいること自体が珍しいことでもあったし。
大体、一体どこにいたんだろうとか、工事が終わったと何故わかったんだろうなど、色々不思議なのだ。
その後、その蛙かどうかわからないが、時々家の周りでお目にかかることはあったのだが、この数年は見ていない。でも、夏場、庭の草陰でガサッと音がすると、もしかして、と思うし、そうであってほしいという気持ちではいる。

「蛙の王女」「マリヤモレーブナ」http://karandashi.ocnk.net/product/239


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