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12/23 タイガの危機。

2017年12月23日

NPO法人むさしの・多摩・ハバロフスク協会では、極東タイガ(寒帯林)保全の啓発、森林減少の防止などのため、毎年ハバロフスクでの植林ツアーを行なっている。来年5/1〜6開催のツアーの募集のお知らせをいただいた。植林の他にもロシアサイドの大学との共同の環境セミナーや現地の青少年や少数民族ナナイの皆さんとの交流なども行われるようだ。
私はかつてこの協会が開催していたロシア語教室でお世話になったことがあり、タイガの森を守ろう!と植林ツアーに参加された方のお話をお聞きしたことがある。皆で行う本格的な植林からは充実感が、参加者同士や現地の方々との交流からは他の旅では味わえないであろう楽しさが伝わってきた。
極東の森といえば、絵本「デルス・ウザラー」(群像社)「鹿よ、俺の兄弟よ」(福音館書店)などが思い浮かぶが、今、近代化に伴う大規模な伐採や山火事などで森林は危機を迎えているそうだ。そしてこの地域の恵みが日本海の恵みにも関係していることがわかってきたそうで、そうなるとぐっと身近な問題だ。
植林ツアーは、1月12日まで会員先行募集をして、その後一般募集となるようだ。協会では会員も募集している。
(直)

むさしの・多摩・ハバロフスク協会
http://mtxa.org


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