ダイアリー

1/14 絵本の中のどうぶつたち展。

2018年01月14日


新春気分がまだ残る銀座。楽しみにしていたフェルト人形作家のすずきゆきこさんの展示会が教文館のエインカレムで開催中なので娘と出かけてきた。
今回は絵本の中のどうぶつたちというテーマなのでいつも以上にワクワク期待していたのだけど、それぞれの絵本の世界観を伝えてくれるのと同時にすずきさんの作られるどうぶつたちはそれぞれにオリジナルの個性もしっかり醸し出しているので、何 だか新しいネクストストーリーを語り出しそうなたたずまいを見せてもいたり、想像力を刺激させられる作品が多くて、とても見応えがあった。いつもすずきさんの作品には物語性を感じていて、そこに魅かれてきた。今回の作品展は、ある特定の絵本の絵やお話、世界観などについての見る人との共感性は前提としてありつつ、広がりや深まりも含めたまた新しい物語性を感じさせてくれてとにかく見ていてとてもたのしかった。
すずきさんの作品は、具体的には人形本体の造形が素晴らしくて魅力的なのはもちろんなのだけど、衣装や小物、装置の作り込みが創意と工夫に満ち満ちていて、その辺りにも毎回痺れてしまう。
そして、すずきさんの作品とロシア絵本の中でもリアリティのある動物たちの絵との親和性は前からあるなぁと思っていたのだけど、今回メインに展示されていた「てぶくろ」を表現した作品については、私にとっては好きなもの同士の夢のコラボ過ぎて…ただただ感動を胸に頬ゆるませつつ拝見させていただいた。
すずきさんと久しぶりにお会いしできたのも嬉しく、年の初めにこの作品展に来ることができ本当にありがたい1日だった。(直)

この作品展は水曜日まで。
画像 は許可をいただいて掲載させていただいた。1枚目は和光のショーウィンドウ。

すずきゆきこさんポストカード
http://karandashi.ocnk.net/product-list/8






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