ダイアリー

1/29 牧野先生の御本。

2018年01月29日

今日は発送作業を終えた後、図書館にリクエストしていた本を引き取りに行き、足を伸ばし、久しぶりにtitleさんへ行ったまず2階の谷川俊太郎さんの詩の展示を見る。詩の言葉に揺さぶられる感覚。1階に降りて小さなリトルプレスの本とそして表紙にひかれて「牧野富太郎 植物博士の人生図鑑」を購入。牧野先生がこんなにチャーミングな方だったのか、と驚かされる写真も数点収録されていて嬉しくなる。
牧野さんといえば、かつて練馬の牧野記念庭園に行った際、笹に奥様の名前をつけていることを知り、「なんで笹?」と思ったような気がする。多くの木や花の名前をつけている中でなんで奥様は笹なのかしら?と思ったわけである。この本によると奥様が重態の際、新種の笹があったので…と書いてあった。タイミング的な要素が大きかったらしい。奥様は喜んだのだろうか。それについての記述はないようだ。(全部を読んだわけではないが、多分)
ともあれ、この本は植物に情熱を捧げた牧野先生の生涯を豊富な図版により教えてくれそうだ。
まださらっとしかページはめくれてない中ではあるが、…「植物誌を出版するため、東京神田錦町の印刷工場で1年間石版印刷の稽古をした」…という一文があり、いたく感激した。尊敬する。すごい。(直)


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