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3/21 「蘇るか?2018・サモワール大作戦」⑤完結編

2018年03月21日

先日、このサモワール大作戦の大詰め編をアップした後、何人かの方々から励ましや期待の声をお寄せいただいた。ありがたくそして嬉しく…感謝の気持ちをお伝えしたい。
あの後、蛇口の調整(多少の水漏れあり)などしなければならなかったが、水をたっぷり入れてお湯が沸くのかやってみた。コンセントをつないでしばらくすると、電熱線の周りに小さな気泡ができ始め、だんだん水が温まり出したのが実感できた時は、思わず ура!バンザイ! となった。お湯が沸くだけでこんなに嬉しいことが今だかつてあっただろうか。気泡が大きくなり、どんどん登ってくる。弾ける。それまで、ゴーッという音がしていたのが、コポコポとお湯の沸く音に変わった。温度を計る。100度。沸騰した。なんとめでたい。蛇口を捻ると沸きたてのお湯が強すぎず弱すぎずの塩梅で出てくる。いい塩梅のよい音がする。ああ、この音があの時代のロシアのお茶の時間の音だったのか、その音に妙に感動してしまった。
こうしてサモワールは蘇ってたっぷりのお湯を沸かしてくれた。
大作戦は嬉しいことに完結の日を迎えられたわけである。
※サモワール動画はこちらからhttps://twitter.com/ehon_karandashi/status/976469730159505408

実質的には、ほぼ夫が頑張ってくれた結果である。感謝だ。中々面白かったようだが、まさか人生でサモワールの修理に取り組むはめになろうとは、自分でもビックリといったところだろう。
今後は、サモワールのてっぺんで濃い目のお茶が入ったポットを温めておいて、それをお湯で薄めて飲む、という本来の使い方もやってみたい。家にある小さめのポットでやってみようと思っている。
最後になったがこのサモワールをくださったNさんにあらためて感謝をお伝えしたい。遠いロシアの国の文学や絵本の中でしか知らなかった生活文化の実際をこうやって体験できることは、とても意味のあること。大変ありがたいことと思っている。

さて、復活サモワールとのお付き合いはまだ始まったばかり。美味しいお茶をいれられるようになりたいものだ。楽しみながらカランダーシの部屋で活用していきたい。オープンルームの日にも色々実験?していこう思うので興味のある方はこちらも楽しみにいらしていただければと思う。(直)

画像はお墓参りの景。寒かった。



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