ダイアリー

5/7 加古さん

2018年05月07日

夕方から激しい雨。
連休明けの月曜日。今日は悲しい報せが入ってきた。絵本作家の加古里子さんがお亡くなりになった。92歳だったとのこと。今年初めに3冊の新刊が発売されていたうち「だるまちゃんとキジムナちゃん」と、書店の棚に並べて置いてあった「未来のだるまちゃんへ」(文芸春秋)を購入していた
加古さんは、この本の中で生きるということは本来喜びであると言い、その生きる喜びを加古さんは子どもたちの姿から教わったという。それが生きる指針、原動力となったと。だから、子どもたちには生きることをうんと喜んでほしいし、生きてゆく場所がよりよいものになるよう力をつけてほしい、そして「どうか、どうか、同じ間違いを繰り返すことがないように」と続けている。
終戦時、19歳にして、これからは余生、これからは子どもたちのために生きようと決心した加古さんの言葉をあらためてかみしめたい。(直)





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