ダイアリー

5/24 ピロシキ

2018年05月24日

先日、ロシアの人から1930年代頃までの農民の家族の話を聞いた。当時一家はバリシャークとバリシューハとよばれる夫婦を中心にその子どもたちそしてその配偶者により構成されていて、仕事、家事は分担され一致団結して暮らしを回していたのだが、とにかくピロシキを焼くのはバリシューハの仕事だった、ということだった。嫁いできた娘は婚家で様々なことを教えられ身につけ、その家の伝統を引き継いでゆく…。
昔、主婦が忙しい中、日常的にピロシキを焼くのは手間がかかり大変なのではと思っていたのだが、家事分担が機能していたのでバリシューハは他のことは人に任せてピロシキを焼くことができたそうなのである。なるほどと思って聞いた。
ピロシキといえば、チュコフスキーの「めちゃくちゃの大さわぎ」を思い浮かべる。火事を消そうとがんばるワニ。でもホースから出てくるのはピロシキとブリヌイと干したきのこ。本当にめちゃくちゃだ。ここで絵本を読んでいる子どもたちは大笑いするのだろうなと思う。いやいや大人だって大笑いだ。
ピロシキ、久しぶりに食べたいものだ。(直)

めちゃくちゃの大さわぎ http://karandashi.ocnk.net/product/17











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