ダイアリー

6/27 夕方から

2018年06月28日

1日中熱風か吹き荒れていた。午前中は雨も。
今日は夕方から国際アンデルセン賞選考委員である 大阪国際児童文学振興在団の土居安子さんの新・編集者講座「国際アンデルセン賞の審査から見えてきたこと」(JBBY主催)に行ってきた。今まで知らなかった選考会の臨場感ある様子のお話は興味深かったし、候補者の作品の紹介をしてくださったので、広く世界の絵本の世界に触れることができたのはありがたいことだった。講演会後は直接その絵本のいくつかにも触れることもできた。
今年の画家の受賞者であるロシアのオレイニコフについてはプーシキンのお話絵本「金の魚」の漁師の表現がいわゆるそれまで表現されてきたような善人でないところが特長だ、とロシアの選考委員からの説明があったというお話があった。カランダーシに今ある3作しかよく知っているとは言えないのだが、確かにオレイニコフの表現は人物に限らず一筋縄ではないどころか、大胆さと緻密さとまた独特な技法を用いた描き方で表わされる世界観はかなりとても独創的だ。その静かな迫力に圧倒されひきこまれる。他の作品も見てみたいと思っている。
土居さんはオレイニコフの原画を見たとおっしゃっていた。私もいつか是非見てみたいなぁと思っている。(直)

オレイニコフ作品 http://karandashi.ocnk.net/product-group/45(3作目は近日アップ予定)


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