ダイアリー

7/12 刺繍の額

2018年07月12日

ロシア語の先生のお宅に飾ってある刺繍の額。ロシアの夏、秋、冬の光景だ。玄関を入って直ぐの壁に飾ってあってお邪魔する時と帰るときにいつも目にしている素敵な額だ。先生のロシアに住んでいらっしゃるお母様が刺したものだ。
夏の額。これは郊外の景だろうか。緑の葉を茂らせた大きな木が印象的だ。秋は青空の下紅葉した木々が美しい。冬は、灰色の空、雪が降っている。この建物は教会だろうか…。
小さな額だけれどもこの中にはロシアが確かに存在しているなぁと思う。ロシアの人たちの心の中にある原風景のようなものかもしれない。そしてこれらの額は静かに日々先生の暮らしを見守っているのだ。ふと、先生のお母様はどんな気持ちでこの額を娘に贈ったのだろう。そんなことを思ったりもする。
何故春の額がないのか。それについて先生は何かおっしゃったのだが、残念ながらよくわからなかった。今度またお聞きしたい。
こんな感じで全くもって中々上達はしないけれど、根気よくロシアの言葉を私に伝えてくださる先生にはとても感謝している。(直)






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