ダイアリー

10/8 陽気なポット

2018年10月08日

ロシアから抱えて帰ってきたサモワール用のグジェリ焼のティーポットを初めて使った。帰ってきてからサモワールは何度も使ったけれど、カップに浮かべて楽しむティーバッグなど使っていたので、今までポットの出番はなかった。
このポットはモスクワのベルニサージュの市場で購入した。元々グジェリのポットを探すことは旅の目的の1つではあったので、旅の前半のサンクトでも気にかけて歩いていたのだが、サモワールは見かけてもポット、しかもグジェリのものにはめぐり合わなかった。モスクワ通のOさんからはサモワール専門店の場所など教えていただいて、興味津々だったけれど、いかんせんモスクワの旅程はタイトで、ホテルの近くの少々勝手のわかる市場で選ぶことにした。
実は、サモワールの蓋の王冠部分を外して持って行っていたのだが、それは大正解。シンデレラの靴のように、色々なポットの底をはめてみながら、ぴったりな物を探した。その中で、ピン!ときたこのポットだった。何だか陽気な雰囲気を感じたのだ。帰りの荷造りの際には、幾重にも緩衝材で優しく巻いて大切に大切にはるばる日本に持ち帰ってきた。実際に使ってみると、今までのポットよりたくさんお湯が入るのはありがたいし、座りがよいので安心感もある。それは気持ちにゆとりをもたらす。あらためて見ると、青い大きなお花柄には若々しさも感じるし、線描きの感じも好みだ。そう、陽気な感じだ。
何はともあれ、大事に使いたいと思う。(直)


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