ダイアリー

12/9 魔法の木

2018年12月09日

西荻窪の駅前にKALDIがオープン。昨日あたりは入場制限がかかっていたようだけど、混雑が落ち着いたら覗いてみたい。でも、まだ、あの場所には喜久屋さんがあるような感覚もある。今頃だとサンタのおかきを買っていたっけ。
画像は、今年の国際アンデルセン賞受賞画家のオレイニコフの絵本 「魔法の木」だ。国際アンデルセンセン賞とは小さなノーベル賞ともいわれる大変名誉ある賞。今年は作家賞に角野栄子さんが選ばれ話題となった。
カランダーシでは、この 「魔法の木」を含め今年3冊ほどご紹介させていただいた。ロシアで活躍中の画家としての認識はあったけれど、やはりいくつかの絵本を見ることで、今世界が注目しているその才能の実際に触れることができたのは嬉しいことだった。
国際子ども図書館のサイトにある賞の選考理由によると「…アニメーション作家時代に培った構図とデザイン性で、いきいきと表すことに卓越した画家…」とあり、また「…今の時代の感性で表現していて、読者の想像を超える驚きと独自性がある…」ともある。
この 「魔法の木」は空想の惑星に生えている木がテーマの詩の挿絵ということもあり、まさに「読者の想像を超える驚きと独自性」を目の当たりにすることができると思う。
一見すると、ちょっと分かりにくくて、子どもには向いてないと思われるかもしれない。でも、前から言っているのだけどこういう絵本だからこそ、子どもの書棚にあった方がいいと思うし、個人的には、この絵本の挿絵を子どもがちいさかった時、部屋に飾りたかったなあと思っているくらいだ。
感性と知性を刺激する一冊。
もちろん、大人の本棚にも。(直)

魔法の木 http://karandashi.ocnk.net/product/274


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