動物挿絵の第一人者が描くこいぬとこねこの可愛らしい日常。
文:アレクサンドル・ヴヴェデンスキー
画:エフゲーニー・チャルーシン
24ページ・ハードカバー・オールカラー・24.5×18
こいぬとこねこでいられるのは、ほんの短い間です。その輝ける時期のいたずら盛りの2ひきの様子が温かいまなざしで描かれています。大きくて丸い瞳の子犬とふわふわでしましまの子猫。抜群の描写力のチャルーシンですが、この絵本ではタッチも優しく、愛きょうのある親しみやすい表現で読者をひきつけます。
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エフゲーニー・チャルーシン(1901-1965)
動物画家。ヴォートカに生まれ大自然の中で育つ。ぺテルブルグの高等芸術技術学校で学ぶ。前衛芸術まっさかりの中ではあったが、対象をリアルに描く表現に徹した。動物作家のビアンキとのコンビが有名。その描写表現は動物の細部や動きをつぶさに魅力的に伝え、世界中の動物画家に影響を与える。
ラチョフとチャルーシンについて:
http://lucas705karandashi.blogspot.jp/