カランダーシ2冊目の翻訳絵本です!オリジナルカラー画像付き解説が面白い!こんなのなかったきのこ絵本です!DM便送料82円
お話はヤマドリタケのおじいさんのおいわい会にたくさんのきのこが参加しますが、毒きのこがやってきて…というもの。国際アンデルセン賞受賞作家であるタチヤーナ・マーヴリナの絵はきのこの特徴をよくとらえていると同時に親しみやすい表現です。きのこの監修と解説は国立科学博物館の保坂健太郎氏。登場するきのこのカラー写真つき解説エッセイを読んでまた本文を楽しむことができます。
◆分類:お話絵本、自然科学絵本、ロシア絵本
体裁:ハードカバー(カバー、帯付き)
頁数:16ページ
色:オールカラー
大きさ:210×280
iSBN:9784990703219 C8797
本体:1500円(税別)
対象年齢:幼稚園、保育園〜小学生の調べ学習 大人にも
◆絵…タチヤーナ・マーヴリナ
世界中で親しまれているロシアの偉大な画家。
昔話の挿絵作品などの功績により国際アンデルセン賞を始め輝かしい足跡を残している。
表情のある線と鮮やかな色彩が織り成す芸術性の高い作品には、民衆芸術やイコンへの関心が深く影響しているといわれている。 作品はロシア美術館、トレチャコフ美術館、プーシキン美術館ほか各国で収蔵されている。日本ではちひろ美術館が収蔵。
1900年 ニジニ・ノヴゴロド生まれ。
1921年 モスクワの国立高等美術工芸学校・芸術学部に入学
1929年 2年間芸術家集団「グループ13」参加、全展覧会出展
1949年 昔話などの挿絵を描き始める。 《1957年本書初版発行(ロシア語)》
1960年 ライプツィヒ国際図書芸術展にて銀賞受賞(昔話「カマスの命令により」)
1961年 ソ連国民経済達成博覧会にて金賞受賞(プーシキン「ルスランとリュドミラ」により)
1965年 ライプツィヒ国際図書芸術展にて銀賞受賞
1966年 ブルノ国際図書グラフィックイラスト展にて優勝
1975年 ソビエト連邦国家賞受賞(児童書の挿絵や絵画による)
1976年 国際アンデルセン賞受賞
1977年 ライプツィヒ国際図書芸術展にて銀賞受賞
1987年 ソビエト連邦芸術アカデミー金賞受賞
1996年 モスクワにて没
◆文…レーマ・ペトルシャーンスカヤ
◆訳…牧野原 羊子(まきのはら ようこ)
ロシアの絵本を中心に翻訳活動。
監訳:「うさぎの いえ」(カランダーシ刊)
◆きのこ監修/解説…保坂 健太郎(ほさか けんたろう)
国立科学博物館 植物研究部 菌類・藻類研究グループ 研究員
琉球大学生物学科で卒業研究にきのこを選んで以来、きのこの魅力に取り憑かれる。
アメリカのオレゴン州立大学で博士号(Ph.D)取得後、シカゴ・フィールド博物館でポスドク研究員としてきのこの研究を続け、その後現職。専門はきのこを中心とする菌類の分類・系統・多様性研究。日本全国、世界各地できのこ調査を続け、標本を基にした研究を進めている。
夢は全大陸できのこ調査をすることであるが、残すは南極大陸のみ。
著書:『きのこの不思議-きのこの生態・進化・生きる環境』(誠文堂新光社)など。
監修:『増補改訂新版 日本のきのこ』(山と渓谷社)
『世界の美しいきのこ』(パイ・インターナショナル)
『きのこくーちか』(小学館)など多数。
調査協力:福田 知子
国立科学博物館 植物研究部 支援研究員