ダイアリー

1/30 溢れるロシア

2019年01月30日

気分転換にもなるので、ちょっとした時間を見つけて「羊と鋼の森」を読み終えて、今は「蜜蜂と遠雷」を読んでいる。何年か遅れ?みたいな感じだけどそれはどうでもいいことで。年末にある場所を整理してたら出てきた2冊だ。それぞれ子どもが読んだものだったりするのだけど、いつか読みたいと思って積んでいた。狙ったわけでもないのだが、両方とも音楽に纏わる内容。面白い。
マーヴリナの旅の画集を入荷した。図版も多くとても見応えがある。マーヴリナは風景だけではなくその土地土地の人々の暮らしや、動物たちや虫にもフォーカスをあてて描き語りかけてくる。私たちは街の喧騒や馬のいななきや、巣に帰る鳥たちの鳴き声を聴きながら旅を続ける心持ちとなる。全体を通し、ロシアの歴史、民族、自然、つまりはロシアそのものへのマーヴリナの深い思いが伝わってくる。どっぷりロシア。溢れるロシア。流れる雲。風の匂い。描かれているのは、人々が働き、憩い、夢見、がっかりもする、人生の場所としてのロシア。見応えあり。(直)

モスクワからヴォルガへの旅
http://karandashi.ocnk.net/product/328


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