ダイアリー

5/21 民族衣装

2019年05月21日

ラチョフ画の「おだんごぱん」の表紙はとびきりの笑顔が印象的。登場する動物たちは民族衣装を着ていて、表情も豊か。背景の自然の描写にも注目だ。

登場するのは動物たちだけれど、ラチョフは動物たちに民族衣装を着せることで人間性を投影して表現。でも、それは、当時の社会主義的リアリズムの時代大変なことだった。
http://lucas705karandashi.blogspot.com/2014/01/blog-post.html?m=1

服を着ていても、動物のリアルが担保されているラチョフの挿絵。それは骨格、筋肉…動物の全てを繰り返し繰り返し膨大な数スケッチすることで培ったものだ。

素朴なお話だけれど、この絵本はラチョフの動物表現にも注目して楽しみたい。罫飾りもあり、とても民族色の濃い一冊だ。(直)

おだんごぱんhttp://karandashi.ocnk.net/product/137




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