ダイアリー
11/13 チューダ・ユーダ
2019年11月13日
頭が12って、多すぎない?と思うけれど、日本にも八岐大蛇のお話があるなぁとも思う。マーヴリナの挿絵の怪物は、ちょっと愛嬌も感じるような絵柄だ。
表紙の颯爽と馬に乗ったイワンの姿も素敵だが、馬も素敵だ。つぶらな瞳の表情もいい。脚の太い農耕馬で鬣が豊かだ。挿絵に馬がたくさん登場するけれどその描写が生き生きとしている。この馬たちは、農耕馬だけど、戦う馬でもあり逞しい。これは人と馬の物語でもある。
最初と最後の挿絵に登場する農民として働く通常仕様のイワンの姿がいい。農民としての矜持が伝わってくるような。(直)
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