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12/2 野の白鳥

2019年12月02日

今日は、あれやこれやをひっくり返してばかりいて、もうおかしくなる位。ちょっと着膨れているせいもあるかな。気をつけたい。

アントン・ロマーエフ画のうっとりするような美しい挿絵を楽しめる「野の白鳥」。有名なアンデルセンのお話の挿絵を写実性と綿密な描きこみで、格調あるクラシカルな印象に仕上げているが、大胆な構図、また豊かな表情や動きのある人物表現、そして何よりも意志を持つ凛とした聡明な表情のヒロイン像を提示することで、現代にも通じる新しさも盛り込んでいて、そのあたりが人気の秘密なのだろう。

そしてこの絵本の魅力は、空と海の美しさ。光の表現だ。特に兄である白鳥たちと空を飛んでゆくページはため息が出るほど美しい。
しばしうっとり。だ。(直)






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