ダイアリー

4/14 自分で読む

2020年04月14日

自分が文字の読み書きを初めて教わった時のことを思い出してみた。1冊の日本昔話の本を使って、教えてもらった文字に丸印をつけていった。実際の本に何か書くことを許されたドキドキと、新しい世界がひらけてゆくようなワクワクした気持ちを覚えてている。

「自分で読むお話集」(ナタリー・バルボチェンコ)は、字を覚え始めの子どもたちが自分自身で読むために作られた1冊。読みやすいように文字が大きくひとつひとつの単語にアクセントがついている。ロシア語はアクセントがとても大事だ。今まで耳で聞いていた言葉、単語をきちんと文字で確認しながら読んでいける。

収録されているお話は「豆の上のお姫様」「赤ずきんちゃん」「勇敢な仕立て屋」「ヘンゼルとグレーテル」「おやゆび姫」「シンデレラ」など12篇。

「自分で」物語を読めるようになる喜びは人生にとっても大きなことだ。よく知っているお話をひとつひとつ自分だけで読んでゆくことができるのはどれほど楽しいだろう。またこの本はロシア語を学ぶ者にとっても役に立つはずだ。音読の練習のお供にもおすすめしたい。

さて、私が文字を習得する際に使ったあの日本昔話の本。実家にまだあるだろうか。表紙の模様など覚えているけれど。懐かしいなぁ。(直)

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