ダイアリー

11/5 空

2020年11月05日

寒くなってくると富士山のシルエットが見える日が多くなる。カランダーシのベランダから遠くに見える。遠くを見たり空を見たり。そういう時間も大切。

空がまるでキャンバスのようなアントン・ロマーエフの「小さな海賊のための子守唄 」。まだ見ぬ世界に興味津々のちっとも寝ようとしない息子と寝かしつけようとする海賊の父の話。

その父親の話はかえって息子の好奇心を刺激してしまう。世界を股にかけた壮大な2人の会話の応酬の内容が沸き立つ雲のように頭上に投影され、青い色で描き出される。

息子は大きくなりやがて父の元を離れ、小さなボートでひとり漕ぎ出す。幼い頃父が語ってくれたまだ見ぬ世界への憧れに導かれ、いざなわれ、旅立つ。

ロマーエフの初オリジナル絵本。2019年ブラティスラヴァ世界絵本原画展金のリンゴ賞受賞作品!(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/422


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