ダイアリー

12/21 ぷんぷん

2020年12月21日

わが家のクリスマス。家族でチキンとケーキを食べるだけのことだけど、今年もそのひとときを持つ事ができたのはありがたいことだと思う。今日は冬至。柚子湯は毎年楽しみ。明日から日が長くなるのは嬉しい。

何だか機嫌が悪そうな女の子の表情が気になる「ぷんぷんアーニャ」は1984年国際アンデルセン賞作家賞を受賞したオーストリアのクリスティーネ・ネストリンガーの原作とロシアの画家エカテリーナ・シュムコワの明るく現代的なセンスの挿絵のコラボレーションがとても魅力的な1冊だ。

アーニャはとにかく怒りっぽく、怒ると髪の毛がハリネズミの針のように逆立ち、地団駄を踏み周りへも攻撃的になり手に負えない状態に…。でも彼女のおじいさんが持ってきてくれたある物により良い方向にお話が展開してゆく。

アーニャは子どもで自分の感情をどうしていいのかわからない。いやいや大人だって誰だってイライラやぷんぷんという感情に振り回されることはあるはずだ。これではよくないと思い、気分転換をしたり、アンガーマネージメントを学んだり、ということもあるかもしれない。

感情という人間の内面を見つめた絵本。怒りにまかせてへの字になっていたアーニャの口角が最後に上がって優しい顔になっていてホッとする。(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/534


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