ダイアリー

ゆく春

2022年04月16日

今週は大切な用事があり復旧したばかりの東北新幹線で仙台まで行ってきました。雲低くたちこめる生憎のお天気でしたが福島が近づくと遠く近くに桃畑の桃の花が咲いている今だけの美しい景を楽しむことができましたし、仙台では雨に打たれ静かに花散らす桜の古木の佇まいに胸打たれたり、慌ただしくもゆく春に思い寄せつつの旅となりました。

3冊のロシア絵本のご紹介をします。どの絵本の画家も現在進行形で活躍している方ばかりです。3冊とも昔から伝わるお話や民芸の世界ををそれぞれのアプローチで現代の私たちに向けて紹介してゆこうとしています。

左は『森を想像しながら…フォークアートの描き方』新しい感覚を取り入れた独自の東欧民衆芸術表現で大変人気のあるディナラ・ミルタリポヴァの多くの作品を楽しみ描き方を学べる豪華で貴重な一冊です。
https://karandashi.ocnk.net/product/635

真ん中のカラフルなお花模様の絵本は再入荷絵本です。アコーディオンの形をしている歌の絵本「アコーディオンを弾こう!』です。宗教的な絵も手がけるスコティナによるロシアらしい花模様や色彩豊かなロシアの昔ながらの歌の世界!思わず歓声がもれてしまうような華やかさです。
https://karandashi.ocnk.net/product/476

右側は国際アンデルセン賞受賞画家であるオレイニコフ画『せむしの小馬』です。ロシア人なら誰でも知っている19世紀に作られたエルショフのお話ですがオレイニコフは硬質で哲学的な広がりのある表現でこれまでの挿絵のイメージをガラリと変えています。現代アートと昔話の世界の新たな地平とも言うべき作品といえるでしょう。
https://karandashi.ocnk.net/product/636



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